競艇の3連単とは、レースの着順を「1着・2着・3着」と順番通りに的中させることを目的とした舟券の購入方法です。競艇における舟券の種類の中で最も的中させることが難しいのが3連単です。
例えば、あるレースが「1着=1号艇」「2着=2号艇」「3着=3号艇」という結果になったとします。このレースで的中となる3連単の舟券は「1-2-3」です。「3-2-1」や「2-1-3」といった舟券は的中にはなりません。1着から3着に入る艇を3艇当てるだけでなく、1着から3着までの着順までピッタリ的中させる必要があります。そのため的中させるのは難しいですが、的中したときのリターンが大きいのが3連単です。
1.3連単は全部で120通り
3連単には全部で120通りの組み合わせがあります。これは競艇が6艇でレースを行うからです。1着は6艇の中から1艇、2着は残りの5艇から1艇、3着は残りの4艇から1艇ということで、6×5×4=120通りという計算になります。
ちなみに、競輪は通常9人でレースを行うため3連単は全504通り。競馬は18頭出走するため3連単は全4,896通り。他の公営競技と比べても競艇は的中させやすいと言えます。
2.最も稼ぎやすいから
例え初心者であっても3連単をおすすめする最大の理由は「最も稼ぎやすいから」です。競艇は6艇でレースを行うため、他の公営競技と比べると的中させやすいです。例えば、競馬・競輪・競艇それぞれの3連単が的中する確率は以下の通りです。
それぞれの3連単が的中する確率は以下の通りです。
競技名 3連単が的中する確率
・競馬 約0.02パーセント(1/4,896)
・競輪 約0.2パーセント(1/504)
・競艇 約0.83パーセント(1/120)
3連単の的中率なので、いずれも1パーセントを切る確率で的中させるのは難しいのですが、競艇が的中させやすいことは一目瞭然です。初心者のうちは3連単を的中させることは難しいですが、予想力を養うために挑戦することをおすすめします。
3.オッズが下がりにくい
競艇のオッズは舟券の売上が高いほど安定し、売上が低いほど変動しやすいです。競艇の舟券の中で最も売上が高いのは3連単です。中継映像の際に画面下に舟券の売上票数が表示されることがありますが、舟券全体の売上の約90パーセントは3連単の舟券です。そのため、人気薄の舟券を購入してもオッズが下がりにくく、稼ぎやすい買い目で勝負が可能です。
4.総合的な予想力が身につく理由
3連単の買い目は全部で120通りあり、的中率は1パーセントを切ります。連続で的中させることはまぐれではなく、予想力が必要です。競艇で勝つためには舟券を的中させるだけでなく、購入点数を絞り収支をプラスにすることが求められます。
予想力があると購入点数を絞ることができ、収支をプラスにすることができます。様々な要因から手掛かりを掴み舟券を的中させる能力は、初心者の頃から3連単の予想を行うことで身につきます。
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